森の冒険あそび場

417()、柏に新たな「冒険あそび場」が誕生しました!

場所は、「寺谷ツの森」(てらやつのもり)。市民文化会館前の通りから、向かいの急坂を上っていくと住宅地の中に、その森が現れます。五小の前の通りから西友の先あたりを左に入ってもOK

主催するのは、cozy company(こーじーかんぱにー 昨年8月設立) 。カシニワ制度でちょうどいい森が見つかり、実現したとのこと。ちなみにコージーと聞いて、ちょっと美味しそうな想像をしたあなた!違います!「居心地がいい」という意味だそうですよ(代表の松清さんに聞きました)。その名の通り、居心地のよさそうなところです。

この「冒険あそび場」を開設するにあたっては、冒険あそび場の達人・相澤 孝紀(めがね)氏(千葉県冒険遊び場ネットワーク 理事、NPO 法人プレイフルエンタープライズわかば 代表理事、千葉市子どもたちの森公園プレーパーク 常勤プレイワーカー)を招聘して「森の冒険あそび場 プレーワーカー養成講座」が開かれました。受講生は10代~60代の男女11人。1回目「 冒険あそび場とは ・ 遊びの意義」(3 / 212回目「 遊び場の安全について (リスクとハザード)」(3/ 26)と学び、この日が3回目「冒険あそび場体験 ・ 子どもとの関わり方」。実際に、冒険あそび場を開設していろいろ学びます。

木にハンモックを吊り、ロープをかけてブランコを作り、どんどん遊び道具ができていきます。子どもたちといっしょにザバザバとしゃぼん玉液を調合し、しゃぼん玉コーナーのできあがり。来場した子どもたちも、遊び場づくりに参加というわけ。もちろん、自由に遊べばいいので、置いてあるボンゴをたたいている子もいれば、中国ゴマにチャレンジしている子もいる。ハンモックをめぐって兄弟で争い、泣いている子も。みんな目を輝かせて遊んでいます。

コマ名人とおぼしきおじさんもいて、一日ここで過ごしたら、遊びの達人になれそう。

講座の受講生は「与えるのではなく子どもが自由に遊べるのが気に入ってこの講座に参加しました」「自分の団体が行うキャンプなどでも役に立ちます」と言いながら、にこにこ楽しそう。「近くに住んでいて学校でチラシをもらってきました。ここにこんな森があるのを知らなかった」と来場のお父さん。

今後4月30()、5月5日(こどもの日)、5月7日()、5月14()、5月15()の午前10時~午後4時まで開かれるそうです。※雨天中止

開催についてはTwitter@cozicoj )や現地の掲示板でお知らせするそうです。

子どもはもちろん大人もこの❝居心地のいい❞森にあそびに行ってみませんか?

 

【場所】 寺谷ツの森(柏市柏字寺谷ツ 1031)

柏駅東口から阪東バス [51] 慈恵医大柏病院行 上ノ台バス停下車徒歩約 1 分 ※駐車場はありません

 

コージーカンパニーCozy company

https://www.cozyco.jp/

 

※カシニワ制度

「カシニワ制度」とは、千葉県柏市が「身近にある空き地を、地域の人々が手を加え、みんなが使える「地域の庭」にすることで、柏の緑を守っていこう・増やしていこう」というコンセプトで2010年から始めた制度です。