2015．12月

「ほっとハッと通信」2015年12月号より

12月6日（日）、柏第八小学校体育館は紙ヒコーキ場と化した。集まったのは小学生の親子27組。

紙ヒコーキは、日本航空のマークが印刷された専用紙で折る。出来上がると翼の位置に「鶴丸」が顔を出す仕掛け。全員が折れたことを確認しながら次の手順へと進んでいく丁寧な指導。集中して説明を聞く参加者たちは、20分ほどかけて渾身の一機を折り上げた。

完成した紙ヒコーキは早く飛ばしたい！待ちに待った試験飛行タイムは15分間。一斉に体育館いっぱい、紙ヒコーキが舞う。何度も何度も投げてみる。同じ人が投げていても、スーッと飛んだり、全然ダメだったり…。遠くへ、しかも滞空時間を長く保つのはむずかしい。この後の競技会へ向けて心血を注いでいたのは大人たち。「どうしても回転してしまう…」「左に曲がる！どうしたら？」と指導員にアドバイスと求め微調整。一方、子どもたちは頭で考えず、直観的にどんどん飛ばす。純粋に「紙ヒコーキ遊び」を楽しんでいるように見えた。

競技会は子どもと大人に分かれて開催。予選通過者による決勝戦では見事な飛行が披露された。空気を捉えて高く長く空中を行く紙コーキの姿に「おぉ～っ！」と感嘆の声が漏れる。優勝者はそれぞれ、子ども部門では5秒を、大人部門では6秒を超える滞空時間で飛行させた。

表彰式では、サプライズが！ステージ上に、機長やC.Ａ、整備の制服に着替えた入賞者5名が登場。会場から大きな拍手が沸いた。

最後は全員で記念撮影。参加者はＪＡＬのスタッフとハイタッチしながら、笑顔いっぱいで会場を後にした。

2014.10更新

柏子どもの文化連絡会は20周年を記念して、下記のワークショプを企画しました。

演じることの楽しさと子どもたちの笑顔に出会う体験を！